こんにちは、
くまたんハウスの伊東祐希(いとうゆき)です。
「今度こそ、続けよう」
そう思って、
ブログやSNSを再スタートしたことはありませんか。
最初は、気持ちも新たに書き始める。
1本、2本、3本と投稿できて、
「今回は続けられるかもしれない」
と感じる。
けれども、
忙しい日が続いたり、
少し間が空いたりして、
気づけばまた止まっている。
そして、ふとした瞬間に思ってしまうのです。
「やっぱり、自分には継続する力がないのかもしれない」
もし今、
同じように感じている方がいらっしゃるなら、
まずお伝えしたいことがあります。
それは、
発信がまた止まってしまったことを、
ご自身の意志の弱さにしなくていい、ということです。
もちろん、
止まってしまったことに罪悪感が出るのも自然です。
一度始めたのに続かなかった。
また同じことを繰り返してしまった。
やらなければと思っているのに、手が動かない。
そう感じると、
どうしても自分を責めたくなってしまいますよね。
ただ、発信が止まる本当の理由は、
意志力だけではありません。
多くの場合、
欠けているのは
発信を続けるための土台なのです。
「また止まる」には理由があります
専門家として、
現場に立ち続けてこられた方ほど、
この悩みを深く抱えていらっしゃるように感じます。
目の前のお客様には、
自然に言葉が出てくる。
質問を受ければ、
すぐに答えられる。
相手の状況を聞けば、
何が問題で、どこから整えればよいかも見えてくる。
それなのに、
いざ発信しようとすると止まってしまう。
「何を書けばよいのか分からない」
「どんな順番で伝えればよいのか分からない」
「これを出して、本当に意味があるのだろうか」
そんなふうに、
急に言葉が出なくなることがあります。
でも、よく考えてみると、
少し不思議ではないでしょうか。
現場では話せる。
お客様には伝えられる。
悩みに対して答えも出せる。
それなのに、
発信になると止まる。
ここに、
「また止まってしまう」本当の構造があります。
現場には、言葉を引き出してくれる相手がいる
現場でお客様と向き合っているとき、
ご自身の中では、実は自然な流れが起きています。
お客様が悩みを話してくださる。
質問をしてくださる。
表情や反応を見せてくださる。
その一つひとつが、
こちらの言葉を引き出してくれます。
だから、
「何を話そう」と一から考えなくても、
目の前の方に合わせて言葉が出てくるのです。
けれども、発信は少し違います。
白紙の画面の前に一人で座り、
「さあ、何か書こう」
と考えなければならない。
目の前に質問してくれる人はいません。
反応してくれる人もいません。
どこから話せばよいかを引き出してくれる相手もいません。
だから止まるのです。
これは、知識が足りないからではありません。
経験が浅いからでもありません。
現場では自然に機能していた
「言葉を引き出すきっかけ」が、
発信の場面では用意されていなかっただけなのです。
欠けているのは「発信の土台」です
では、発信の土台とは何でしょうか。
難しく考える必要はありません。
発信の土台とは、
ご自身がこれまでお客様に伝えてきたことを、
必要なときに取り出せる形で整理しておくことです。
たとえば、
・よく聞かれる質問
・何度も説明してきた考え方
・現場で生まれた気づき
・お客様がつまずきやすいポイント
・ご自身が大切にしている価値観
・これまでの経験から見えてきたこと
こうしたものを、
頭の中だけに置いておくのではなく、
言葉として手元に残しておく。
それだけで、
発信のしやすさは大きく変わっていきます。
なぜなら、
毎回ゼロから考えなくてよくなるからです。
「今日は何を書こう」ではなく、
「今日はこの中から何を届けよう」になる。
白紙に向かうのではなく、
すでにある材料を見ながら整えていく。
この違いは、とても大きいです。
土台があると、発信は“頑張るもの”ではなくなります
土台がないまま発信を続けようとすると、
毎回が一からの勝負になります。
何を書くかを考える。
構成を考える。
言葉を探す。
締め方を考える。
そのすべてを、その場その場で行うことになります。
これでは、
忙しい日々の中で止まってしまうのも無理はありません。
たとえるなら、
材料も調理道具も整っていないキッチンで、
毎回一から料理を作ろうとしているようなものです。
どれだけ料理が得意な方でも、
その状態が続けば疲れてしまいます。
でも、材料が見えていて、
道具も整っていて、
作る流れもある程度決まっていたらどうでしょうか。
同じ料理でも、
ずっと始めやすくなるはずです。
発信も同じです。
ご自身の知識や経験が、
使える形で手元に整っていれば、
発信は「毎回頑張ってひねり出すもの」から、
「必要としている方へ届けるもの」に変わっていきます。
まずは、よく聞かれる質問を残してみる
では、最初に何をすればよいのでしょうか。
おすすめは、
お客様からよく聞かれる質問を
10個だけ書き出してみることです。
たとえば、
「よく相談されることは何か」
「説明する機会が多いことは何か」
「お客様が最初につまずきやすいことは何か」
「繰り返し伝えている大切な考え方は何か」
こうした質問への答えは、
そのまま発信のテーマになります。
そして、不思議なことに、
一つ書き出すと、そこからまた別のテーマが出てくることがあります。
つまり発信のネタは、
どこか外に探しに行くものではなく、
すでに現場の中にあるのです。
ただ、それが整理されていなかっただけなのです。
「また止まった」は、次に進むサインかもしれません
もし今、
「また止まってしまった」
と感じているなら、
それは落ち込むだけの出来事ではないかもしれません。
むしろ、
次の段階に進むためのサインとも言えます。
これまでのように、
気合いで再スタートするだけでは、
また同じところで止まってしまうかもしれない。
だからこそ今度は、
発信を続けるための土台から整えていく。
そう考えてみると、
見える景色が少し変わってくるのではないでしょうか。
発信が止まってしまったのは、
ご自身に価値がないからではありません。
伝えることがないからでもありません。
むしろ、
伝えるべきことは、すでにたくさんあるのだと思います。
ただ、それを必要なときに取り出せる形へ、
まだ整えきれていなかっただけです。
必要としている方へ、届く状態をつくる
ご自身が現場で積み重ねてこられた知識や経験は、
今もどこかで必要とされています。
けれども、
必要としている方がいても、
その方に届く形になっていなければ、
出会うことはできません。
だからこそ、
発信は単なる作業ではないのだと思います。
ご自身の知見を、
必要としている方へ届けるための橋。
そして、
これまでの経験を未来のお客様へ手渡していくための土台。
そのように捉えると、
発信との向き合い方も少し変わっていきます。
くまたんハウスでは、
専門家の方がこれまで積み重ねてこられた知識や経験を、
AI時代に合った形で整理し、
発信が止まりにくくなる土台づくりをお手伝いしています。
「また止まってしまった」と感じたときこそ、
ご自身を責めるのではなく、
まずは土台を整えるタイミングなのかもしれません。
その一歩を、
ご一緒にやさしく確認していけたらと思います。

