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発信が止まっている間に何が起きているか——潜在顧客の心理から考える

こんにちは、
くまたんハウスの伊東祐希(いとうゆき)です。

「発信が止まっていても、
今のお客様との関係は続いているから大丈夫」

そんなふうに感じることはありませんか。

目の前のお仕事は回っている。
既存のお客様との関係も続いている。
紹介でつながるご縁もある。

だから、
ブログやSNSの発信が少し止まっていても、
今すぐ大きく困るわけではない。

そう感じるのも、
とても自然なことだと思います。

実際、
現場でしっかり価値を届けてこられた方ほど、
既存のお客様との信頼関係を大切にされています。

それは本当に尊いことです。

ただ、今日お伝えしたいのは、
今すでにつながっている方の話ではありません。

まだ出会っていない方。
まだご自身の存在を知らない方。
でも、本当はご自身の知識や経験を必要としているかもしれない方。

その方たちの側から見た時に、
発信が止まっている間、何が起きているのか。

今日は、そのことを一緒に考えてみたいと思います。

潜在顧客は、静かに探しています

発信が止まっている間も、
世の中は静かに動き続けています。

今この瞬間にも、
誰かがスマートフォンを手に取り、
自分の悩みを解決してくれる専門家を探しているかもしれません。

信頼できる相談先を探している方。

研修を依頼できる講師を探している方。

自分の状況を分かってくれそうな人を探している方。

初めて相談する前に、
いくつものページや投稿を読みながら、
「この方なら大丈夫だろうか」
と静かに確認している方。

そうした方々は、
最初から声をかけてくれるわけではありません。

問い合わせをする前に、
まず見ています。

読んでいます。

比べています。

そして、
安心できるかどうかを、
静かに確かめています。

その時に、
ご自身の発信が止まっていたらどう見えるでしょうか。

もちろん、
発信が止まっているからといって、
実力がないわけではありません。

今も現場でお仕事をされている方も多いはずです。

ただ、初めて見る方には、
そこまで分からないのです。

だからこそ、
発信が止まっている状態は、
まだ出会っていない方にとって、
「今の姿が見えにくい状態」になってしまうことがあります。

見込み客は「今も活動しているか」を見ています

専門家を探している方は、
ただ実績だけを見ているわけではありません。

もちろん、実績や経験は大切です。

けれども、それと同じくらい、
見る側は無意識にこんなことを確認しています。

「この方は、今も活動しているのだろうか」

「最近はどんなことを考えているのだろうか」

「今の自分の悩みにも合うのだろうか」

「相談しても大丈夫そうだろうか」

発信は、
この問いに静かに答え続ける役割を持っています。

最近の記事がある。
今の考え方が読める。
活動の様子が伝わる。
相談する前に、人柄や姿勢が感じられる。

それだけで、
見る側の不安は少しやわらぎます。

反対に、更新が止まっているページを見た時、
見る側はこう感じることがあります。

「この方は、今も受け付けているのかな」

「今は活動されていないのかな」

「少し前の情報なのかな」

もちろん、
そう思われたからといって、
すぐに信頼がなくなるわけではありません。

ただ、
問い合わせの前に生まれていた小さな安心感が、
少し弱くなってしまうことはあります。

信頼は、一度積み上げたら終わりではありません。

継続的に届くことで、
「今もここにいる人だ」
という安心感が保たれていきます。

人は、一度見ただけでは決めません

もう少し、
相談する側の行動を想像してみましょう。

多くの場合、
人は一度見ただけですぐに問い合わせるわけではありません。

最初に、何かのきっかけで知る。

少し気になる。

投稿や記事を読む。

その日は問い合わせずに、いったん閉じる。

数日後、また思い出す。

もう一度、見に行く。

さらに別の記事や案内を読む。

そして、
「やっぱり、この方に相談してみよう」
と思った時に動く。

このように、
問い合わせの前には、
何度か戻ってきて確認する時間があることが多いのです。

その時に、
新しく読めるものがあると、
見る側はもう一歩進みやすくなります。

「あ、今も発信されている」

「このテーマも自分に関係がありそう」

「やっぱり、この方の考え方はしっくりくる」

そう感じることで、
少しずつ信頼が深まっていきます。

でも、戻ってきた時に何も更新されていなかったら、
その方は静かに別の場所へ行ってしまうかもしれません。

これは、目に見えにくいことです。

「問い合わせが来なかった」という結果だけが残り、
その手前で何が起きていたかは見えません。

だからこそ、
発信停止による機会損失は静かなのです。

発信が止まると、思い出してもらう機会も減っていきます

発信には、
新しく知っていただく役割だけでなく、
思い出していただく役割もあります。

一度ご自身のことを知った方が、
すぐに問い合わせるとは限りません。

今はタイミングではないかもしれません。

まだ悩みがはっきりしていないかもしれません。

もう少し考えてから動こうとしているかもしれません。

そういう方にとって、
定期的に届く発信は、
ご自身の存在を思い出すきっかけになります。

「あ、この方がいた」

「そういえば、このテーマで相談できるかもしれない」

「そろそろ一度聞いてみようかな」

そのように、
発信が小さな再接点になることがあります。

反対に、発信が止まっていると、
思い出していただく機会も少しずつ減っていきます。

これは、
派手な損失ではありません。

けれども、
未来のお客様との接点が、
静かに薄れていくということでもあります。

今日届かなかった言葉は、誰かに届かなかった価値かもしれません

少し大きな視点で考えてみると、
発信は自分のためだけのものではありません。

もちろん、
お仕事につなげるためにも大切です。

信頼を育てるためにも、
問い合わせにつなげるためにも、
発信は大切です。

ただ、それだけではありません。

ご自身の知識や経験を必要としている方が、
今もどこかにいるかもしれません。

その方は、
まだご自身の存在を知りません。

でも本当は、
ご自身がこれまで現場で伝えてきた言葉に、
救われるかもしれない。

考え方が整理されるかもしれない。

相談する勇気が出るかもしれない。

その可能性があります。

だからこそ、
発信が止まるということは、
単に投稿が止まるということだけではありません。

本来なら届いたかもしれない価値が、
まだ届かないままになっている。

そう捉えることもできます。

もちろん、
だからといって焦って無理に発信する必要はありません。

ただ、
「忙しいからまた今度」
を繰り返している間にも、
必要としている方との接点が静かに通り過ぎているかもしれない。

その視点は、
一度持っておいてもよいのではないかと思います。

発信を続けることは、存在を届け続けること

発信は、
大きな声で目立つためだけのものではありません。

毎日、派手なことを言う必要もありません。

誰かを急かしたり、
無理に売り込んだりする必要もありません。

大切なのは、
必要としている方が出会える状態を保つこと。

そして、
出会った方が少しずつ安心できるように、
考え方や姿勢を届け続けることです。

今も活動していること。
どんな方を支援しているのか。
どんな考え方を大切にしているのか。
どんな悩みに向き合っているのか。

それを静かに届け続けることで、
未来のお客様との接点は育っていきます。

発信が止まっているなら、責めるより整える

もし今、発信が止まっているとしても、
ご自身を責める必要はありません。

止まってしまったのは、
価値がないからではありません。

伝えることがないからでもありません。

ただ、
発信を続けるための土台や流れが、
まだ整いきっていなかっただけかもしれません。

だからこそ、
もう一度始める時は、
気合いで再開するのではなく、
止まりにくい形を整えることが大切です。

よく聞かれる質問を残しておく。

現場で伝えている言葉を整理する。

発信テーマを先に見える形にする。

SNSだけでなく、深く読める場所も整える。

こうした土台があると、
発信は毎回ゼロから頑張るものではなく、
未来のお客様との接点を育てる流れになっていきます。

未来の出会いを、静かに守るために

ご自身の知識や経験を必要としている方は、
今もどこかで探しているかもしれません。

信頼できる専門家を。
自分の悩みに向き合ってくれる人を。
安心して相談できる場所を。

その方がご自身に出会った時、
今の言葉が届いていること。

考え方が読めること。

「この方なら相談してもよさそう」
と思える道筋があること。

それは、
未来のご縁を守ることにつながります。

くまたんハウスでは、
専門家の方がこれまで積み重ねてこられた知識や経験を、
AI時代に合った形で整理し、
発信が止まりにくく、必要としている方へ届き続ける土台づくりをお手伝いしています。

発信が止まっていることに気づいた時は、
ご自身を責めるのではなく、
未来のお客様との接点を整え直すタイミングなのかもしれません。

その一歩を、
ご一緒にやさしく確認していけたらと思います。

いつも愛を持って、
心より感謝しております。

この記事を書いた人

オンライン&オフラインの組み合わせでビジネスをハイブリッド化したい年収1000万円以上の起業家から既存のビジネスをデジタルシフトしたい年商1億円以上の法人を対象に売れるオンラインスクールの構築支援から売れるセールスファネルの導入支援まで行っています。