こんにちは。
くまたんハウスの伊東祐希(いとうゆき)です。
まず最初に、このステップにいらっしゃる方の状態を、少し整理してみます。
もし、次のようなお気持ちがあるなら、
まずはこの STEP 01 から始めていただくのが自然です。
長年、現場で積み重ねてきた知識や経験がある。
お客様からの信頼もあり、実際に喜ばれてきた実感もある。
けれども一方で、
その価値をあらためて言葉にしようとすると難しい。
何をどう整理すればよいのか分からず、発信やAI活用が止まりやすい。
AIも少し触ってみたけれど、
返ってくるのはどこか一般的な答えばかりで、
「便利そうではあるけれど、自分の仕事にはまだ活かしきれない」
そのように感じている。
もしこの状態に重なる部分があるなら、
最初に必要なのは、新しいノウハウを増やすことではありません。
まず必要なのは、
すでに持っている知識や経験を、AIにも伝わる形へ整理することです。

STEP 01で整えること
このステップでは、
これまでの現場の中で積み重ねてこられた
- 知識
- 経験
- お客様への想い
- 大切にしている価値観
- 仕事の進め方
- 強みや世界観
こうしたものを、
頭の中にあるままではなく、
これからの発信やAI共創の土台になる形へ整理していきます。
なぜなら、
AIはこちらのことを何も知らないままでは、
どうしても一般的な答えを返しやすいからです。
どれだけ良い知識や経験をお持ちでも、
それがAIに伝わっていなければ、
AIはその前提で支えることができません。
だからこそ最初に行うのは、
AIの使い方を覚えることより前に、
こちら側の土台を整えることなのです。
ここで明確にする3つのこと
このステップでは、主に次の3つを整えていきます。
1. 自分は何を大切にして仕事をしているのか
どのような想いでお客様と向き合い、
何を大切にしながら価値提供しているのか。
表面的な肩書きではなく、
その仕事の奥にある考え方や信念を整理します。
2. どのような知識や経験を持っているのか
現場で自然にやってきたことほど、
ご本人にとっては当たり前すぎて、価値として見えにくいものです。
だからこそ、
何を知っていて、何ができて、
どのような経験を積み重ねてきたのかを、
見える形にしていきます。
3. 誰に、どのような価値を届けたいのか
「どんな方のお役に立ちたいのか」
「その方は今どこで困っているのか」
「どんな未来へ向かえると喜ばれるのか」
この輪郭が曖昧なままだと、
発信もAI活用も一般化しやすくなります。
そのため、
この段階で対象者理解の土台もあわせて整えていきます。
その前に…
もしかすると、
「まだそこまで整理できていない」
「自分のことを言葉にするのは苦手」
「そんなに立派にまとまっていない」
そのように感じられるかもしれません。
もちろん、そう感じられるのも自然なことです。
実際、現場で真剣にお仕事をされてきた方ほど、
自分の知識や経験を“当たり前”として抱えていらっしゃることが少なくありません。
ただ、だからこそ大丈夫です。
このステップは、
最初から完璧に言語化できている方のためのものではありません。
むしろ、
- 頭の中にはある
- 現場では自然にできている
- でも言葉にしようとすると止まる
そのような方こそ、
このステップから始めていただく意味があります。
なぜ、この整理がそこまで大切なのか
良い知識や経験をお持ちでも、
それが整理されていなければ、
- 発信の軸が定まりにくい
- AIに一般的な指示しか出せない
- 自分らしさが反映されにくい
- 日々の発信が止まりやすい
- 結果として、必要としている方へ届きにくい
ということが起きやすくなります。
逆に言えば、
この土台が整ってくると、
- 発信の軸が見えやすくなる
- 自分らしい言葉が出やすくなる
- AIとの役割分担がしやすくなる
- 一般論ではない出力が得やすくなる
- この先の導線設計にもつながる
という変化が起きてきます。
つまりこのステップは、
単なる自己分析ではありません。
この先の発信・AI共創・導線づくり全体を支える、最初の基礎工事です。
このステップで取り組む内容
今回お届けする主な内容はこちらです。
- ご自身の知識・経験・価値観を棚卸しする
- お仕事における強みや世界観を整理する
- どのような方のお役に立ちたいのかを明確にする
- その方が今どこで困っているのかを言葉にする
- ご提供している価値を、AIにも伝わる形へ整える
- 今後の発信やAI共創の土台になるナレッジの原型を作る
具体的な整理項目
1. ご自身の知識・経験・価値観を棚卸しする
- これまでどのような現場経験を積んできたか
- どのようなお客様と向き合ってきたか
- 何を大切にして仕事をしてきたか
- どのようなご相談やお悩みに応えてきたか
2. お仕事における強みや世界観を整理する
- 他の方との違いはどこにあるか
- どのような姿勢や考え方が信頼につながっているか
- どのような価値観に共感して選ばれているか
3. どのような方のお役に立ちたいのかを明確にする
- どんな状態の方を支えたいのか
- その方は何に悩み、どこで止まりやすいのか
- どのような未来へ向かえると喜ばれるのか
4. その方が今どこで困っているのかを言葉にする
- 表面的なお悩みは何か
- その奥にある不安や迷いは何か
- なぜ今まで前に進みにくかったのか
5. ご提供している価値を、AIにも伝わる形へ整える
- ご自身のお仕事の特徴
- お客様への向き合い方
- 言葉のトーンや世界観
- 発信で大切にしたいこと
こうしたものを、
AIが理解しやすい形に少しずつ落とし込んでいきます。
6. ナレッジの原型を作る
この先、発信やAI共創で繰り返し使っていけるように、
ご自身の土台情報を整理した原型を作ります。
ここが整うことで、
次のステップである
「必要としている方に届く形へ整える」 段階へ進みやすくなります。
このステップを終えると、どうなるか
この段階を終える頃には、
まだ全部が完成していなくても構いません。
ただ少なくとも、
- 自分が何者なのか
- どのような価値を持っているのか
- 誰に届けたいのか
- AIに何を伝える必要があるのか
この輪郭が、かなり見えやすくなってきます。
すると、
これまで曖昧だった発信やAI活用が、
少しずつ“自分の仕事に接続されたもの”として感じられるようになります。
ここまで来たら、次は
STEP 02|必要としている方に届く形へ整える
段階です。
整理した土台をもとに、
何を、誰に、どのように届けていくのか。
発信が止まらないための設計へ進んでいきます。
次のステップへ
上記の土台が少しずつ見えてきたら、
次は STEP 02 に進みましょう。
