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現場では毎日ネタが生まれているのに、なぜ記事にならないのか

こんにちは、
くまたんハウスの伊東祐希(いとうゆき)です。

「今日も、記事にできそうなことがあった」

そう思ったのに、
結局そのまま一日が終わってしまった。

そんな経験はありませんか。

お客様から、印象に残る質問をいただいた。
対応してみたら、とても喜んでいただけた。
ふとした会話の中で、こちらも大切なことに気づいた。

その瞬間は、
「これは発信にできるかもしれない」
と思う。

けれども、
次の仕事に入る。
移動する。
メールを返す。
家のことをする。

そうしているうちに、
夜には何を書こうとしていたのか、
ぼんやりしてしまう。

そして結局、
「また今度でいいかな」
となってしまう。

もちろん、
それは怠けているわけではありません。

日々、目の前のお仕事に向き合っていれば、
一つの出来事をゆっくり振り返る時間は、
なかなか取りにくいものです。

ただ、ここで一度考えてみたいのです。

現場では毎日、
発信のタネが生まれている。

それなのに、なぜ記事にならないのでしょうか。

問題は「ネタがない」ことではありません

発信が止まっている方のお話を伺うと、
「何を書けばよいか分からない」
という言葉が出てくることがあります。

けれども、
実際にお仕事の内容を伺っていくと、
発信できることはたくさんあるのです。

お客様からよく聞かれること。
現場で何度も説明していること。
ご自身が大切にしている考え方。
うまくいった事例。
過去の経験から見えてきたこと。

本当は、
すでに素材はあります。

では、何が起きているのでしょうか。

多くの場合、
問題はネタがないことではありません。

現場で生まれたネタが、発信に変わる前に消えてしまっていることなのです。

たとえば、
移動中に「これは書けそう」と思う。

でも、
メモをしないまま次の予定に入る。

お客様との会話で、
とても大切な気づきがある。

でも、
その後すぐ別の対応に追われる。

夜になって、
「あれを書こう」と思い出そうとしても、
その時の言葉や温度感までは戻ってこない。

そうして、
発信のタネは静かに薄れていきます。

これは、とてももったいないことです。

現場のネタには、鮮度があります

現場で生まれる気づきには、
その瞬間の鮮度があります。

お客様の言葉。
その時に感じた違和感。
説明しながら見えたこと。
喜んでいただいた時の反応。
なぜうまくいったのかという小さな発見。

こうしたものは、
時間が経つほど少しずつ薄れていきます。

もちろん、
出来事そのものは思い出せるかもしれません。

けれども、
その時の言葉のニュアンスや、
「あ、これは大事だ」と感じた理由は、
後から思い出そうとしてもぼやけてしまうことがあります。

だからこそ、
「あとで書こう」は、
思っている以上に難しいのです。

あとで時間ができたら書こう。

落ち着いたらまとめよう。

週末に思い出して記事にしよう。

そう思っていても、
その頃には、現場の熱が抜けてしまっていることが多いのです。

つまり、
必要なのは長いメモではありません。

その場の気づきが消える前に、
あとで思い出せる小さな印を残しておくことなのです。

現場と発信の間に、橋が必要です

現場での体験が記事になるまでには、
いくつかの段階があります。

まず、体験が起きる。

次に、
「これは発信にできるかもしれない」と気づく。

そして、どこかに残す。

そのあと、
記事のテーマとして整理する。

最後に、文章として届ける。

この流れの中で、
多くの場合、最初の段階で止まってしまいます。

つまり、
体験は起きている。

気づきもある。

でも、
それを発信の材料として残すところまで進んでいない。

ここで消えてしまうのです。

だから、
現場と発信の間には橋が必要です。

現場で起きたことを、
そのまま忘れてしまうのではなく、
発信に変えられる形で受け止める橋。

その橋がないまま日々を過ごしていると、
どれだけ豊かな体験があっても、
発信にはなりにくいのです。

橋をかけるために、まずできること

では、どうすれば現場の体験を記事につなげられるのでしょうか。

大がかりな仕組みを、
いきなり作る必要はありません。

まずは、
小さく残すことから始めてみてください。

1. その場で一行だけ残す

完璧な文章にしなくて大丈夫です。

スマートフォンのメモでも、
ノートでも、
音声メモでも構いません。

大切なのは、
その場で一行だけ残すことです。

たとえば、

「今日、お客様から○○について質問された」

「この説明をしたら、とても納得していただけた」

「○○で悩む方には、最初に△△を伝えるとよさそう」

このくらいで十分です。

その一行があるだけで、
後から記事にする時に、
記憶が戻ってきやすくなります。

2. 発信テーマを先に持っておく

次に大切なのは、
発信テーマを先に持っておくことです。

テーマがないまま現場にいると、
どの体験が発信につながるのか分かりにくくなります。

けれども、
あらかじめ

・よくある悩み
・最初につまずくこと
・誤解されやすいこと
・相談前に知っておいてほしいこと
・自分が大切にしている考え方

といったテーマが見えていると、
現場で起きた出来事を見た時に、
「これはあのテーマに使えるかもしれない」
と気づきやすくなります。

つまり、テーマは発信のためだけでなく、
日々の現場から素材を受け取るためのフィルターにもなるのです。

3. メモを記事に変える時間を決めておく

一行メモを残しても、
そのまま置いておくだけでは記事にはなりません。

だからこそ、
メモを見返す時間を決めておくことも大切です。

たとえば、
週に一度だけ、
その週に残したメモを見返してみる。

その中から、
一つだけ記事にできそうなものを選ぶ。

そして、
「誰に向けて、何を伝える記事にするか」
を簡単に決める。

それだけでも、
現場の体験は発信へつながりやすくなります。

大切なのは、
毎日長い記事を書こうとすることではありません。

現場で生まれたものを、
消える前に受け止める流れを作ることです。

「時間がない」だけが原因ではありません

「忙しくて、書く時間がない」

そのように感じる方は多いと思います。

もちろん、
実際にお忙しいのだと思います。

現場のお仕事をしながら、
発信の時間を確保するのは簡単ではありません。

ただ、発信が止まる理由は、
時間だけではないこともあります。

たとえば、
書く時間が少しあったとしても、
何を書くかをそこから考え始めると、
なかなか進みません。

ネタを思い出す。
テーマを決める。
構成を考える。
言葉を探す。

それを一度にやろうとすると、
どうしても負担が大きくなります。

けれども、
すでに一行メモがある。

発信テーマがある。

メモを記事に変える流れがある。

この状態なら、
短い時間でも始めやすくなります。

つまり、
発信に必要なのは、
まとまった時間だけではありません。

書ける状態を先に整えておくことなのです。

現場の価値を、必要としている方へ届けるために

ご自身の現場には、
毎日、発信のタネが生まれています。

それは、
大きな成功事例だけではありません。

小さな質問。
小さな気づき。
何度も繰り返している説明。
お客様の反応から見えたこと。

そうした一つひとつが、
まだ出会えていない方にとっては、
大切なヒントになることがあります。

だからこそ、
その場で消えてしまうのは、
とてももったいないことです。

発信は、
現場から離れた特別な作業ではありません。

現場で生まれた価値を、
必要としている方へ届けるための橋です。

その橋が整うと、
日々のお仕事の中で生まれた気づきが、
未来のお客様との出会いにつながっていきます。

くまたんハウスでは、
専門家の方がこれまで積み重ねてこられた知識や経験を、
AI時代に合った形で整理し、
現場の価値が発信として届き続ける土台づくりをお手伝いしています。

「現場ではいろいろ起きているのに、記事にならない」

もしそう感じているなら、
足りないのはネタではなく、
現場と発信をつなぐ橋なのかもしれません。

その橋を、
ご一緒にやさしく整えていけたらと思います。

いつも愛を持って、
心より感謝しております。

この記事を書いた人

オンライン&オフラインの組み合わせでビジネスをハイブリッド化したい年収1000万円以上の起業家から既存のビジネスをデジタルシフトしたい年商1億円以上の法人を対象に売れるオンラインスクールの構築支援から売れるセールスファネルの導入支援まで行っています。