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「何を書けばいいかわからない」は情報不足ではなく構造不足のサイン

こんにちは、
くまたんハウスの伊東祐希(いとうゆき)です。

「書こうと思ってパソコンの前に座ったけれど、
結局、何も書けなかった」

そんな夜はありませんか。

ブログを書こうと思った。
SNSを更新しようと思った。
発信しなければと分かっていた。

けれども、
白紙の画面を前にした瞬間、
手が止まってしまう。

何も伝えたいことがないわけではない。

経験がないわけでもない。

お客様に伝えてきた言葉も、
現場で積み重ねてきた知見もある。

それなのに、
いざ発信しようとすると、
「何を書けばいいのだろう」
となってしまう。

そういうことは、
決して珍しいことではありません。

そして、そのたびに
「まだ自分には情報が足りないのかもしれない」
「もっと勉強してから書いた方がいいのかもしれない」
と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、
そう感じてしまうのも自然なことです。

書けない状態が続くと、
自分の知識や経験そのものが足りないように思えてしまいますよね。

ただ、ここでお伝えしたいのは、
「何を書けばいいかわからない」は、
必ずしも情報不足のサインではないということです。

多くの場合、それは
発信に変えるための構造が、まだ整っていないサインなのです。

「ネタがない」は、本当にネタがないのでしょうか

少しだけ、
今日のお仕事を振り返ってみてください。

お客様から相談を受けた。
何かを判断した。
状況を見て、必要な対応をした。
誰かに説明した。
質問に答えた。
これまでの経験をもとに、助言をした。

専門家として現場に立っている方は、
一日の中でたくさんの判断をされています。

それは、
当たり前のように行っていることかもしれません。

けれども、
その一つひとつには、
ご自身が積み重ねてきた知識や経験が含まれています。

つまり、
発信の素材は本当は現場の中にあるのです。

では、なぜ「ネタがない」と感じてしまうのでしょうか。

それは、
現場で起きていることと、
発信として届けられる形との間に、
まだ橋がかかっていないからです。

現場では話せる。
目の前のお客様には伝えられる。
質問されれば答えられる。

けれども、それを
「発信のテーマ」として取り出す形がない。

だから、
白紙の前では止まってしまうのです。

情報を増やしても、書けるようになるとは限りません

「もっと勉強してから書こう」

「もっと知識が増えたら発信できるようになる」

「もう少し準備ができたら始めよう」

そう考える方も少なくありません。

もちろん、
学ぶことは大切です。

専門家として知識を更新し続ける姿勢は、
とても尊いものだと思います。

ただ、発信が止まっている原因が
本当に情報不足なのかは、
一度立ち止まって見てみる必要があります。

たとえば、
長年現場でお仕事をされてきた方が、
「まだ自分には発信できるほどの知識がない」
と感じていることがあります。

でも実際には、
お客様から見れば十分すぎるほどの知見をお持ちです。

何度も相談に乗ってきた経験がある。
現場でしか分からない判断基準がある。
失敗も成功も見てきたからこそ語れることがある。

それでも発信が止まるのは、
知識の量が足りないからではありません。

その知識を、
誰に、どの順番で、どんなテーマとして届けるのか。

その整理の枠組みがないから、
書き出せなくなってしまうのです。

必要なのは、情報ではなく「発信の地図」です

では、構造を整えるとは、
どういうことなのでしょうか。

難しく考える必要はありません。

まず必要なのは、
ご自身が届けるべきテーマの地図をつくることです。

たとえば、
お客様からよく聞かれる質問を10個書き出してみる。

それだけでも、
10本分の発信テーマが見えてきます。

「最初につまずきやすいこと」は何か。

「よく誤解されること」は何か。

「相談に来る前に知っておいてほしいこと」は何か。

「何度も説明している大切な考え方」は何か。

こうしたものを書き出していくと、
発信のテーマは少しずつ見えてきます。

さらに、
読み手の状態ごとに分けてみることもできます。

まだ悩みに気づいたばかりの方。
すでにいろいろ試して迷っている方。
相談したいけれど不安がある方。

それぞれの段階で必要な言葉は違います。

このように地図があると、
「今日は何を書こう」と白紙の前で悩む時間が減っていきます。

地図を見ながら、
「今日はこのテーマを届けよう」
と選べるようになるからです。

構造があると、発信は毎回ゼロからではなくなります

発信が苦しくなる大きな理由は、
毎回ゼロから考えようとすることです。

何を書くか。
誰に向けるか。
どの順番で伝えるか。
どこに着地させるか。

これを毎回その場で考えていると、
投稿する前に疲れてしまいます。

けれども、
あらかじめ発信の地図があれば、
毎回ゼロから考える必要はありません。

今日はこの悩みに向けて書く。
今日はこの質問に答える。
今日はこの誤解をほどく。
今日はこの一歩を提案する。

このように、
発信の入口が決まっているだけで、
文章はずっと書き出しやすくなります。

もちろん、
最初から完璧な地図をつくる必要はありません。

まずは、
今ある言葉を少しずつ整理していくこと。

現場で話していることを、
発信で使える形に変えていくこと。

それだけでも、
発信の負担は変わっていきます。

「書けない自分」を責めなくて大丈夫です

白紙の前で手が止まると、
どうしても自分を責めたくなることがあります。

「自分には文章力がないのかもしれない」

「発信に向いていないのかもしれない」

「もっと勉強しないといけないのかもしれない」

そう感じる方もいらっしゃると思います。

でも、
書けないことをご自身の価値の問題にしなくて大丈夫です。

発信できないのは、
伝えることがないからではありません。

経験が足りないからでもありません。

むしろ、
現場にはすでにたくさんの言葉があるはずです。

ただ、その言葉を発信へ変えるための道筋が、
まだ整っていなかっただけかもしれません。

だからこそ必要なのは、
さらに情報を詰め込むことではなく、
今ある知見を届けられる形へ整理することです。

発信は、現場の価値を未来のお客様へ届ける橋

ご自身が現場で積み重ねてこられた知識や経験は、
必要としている方にとって、
大きな助けになるものです。

ただ、
その価値が頭の中や現場の会話の中だけにあると、
まだ出会えていない方には届きません。

だからこそ、
発信が必要になります。

そして発信に必要なのは、
無理に新しい情報を増やすことではありません。

すでに持っている知識や経験を、
読み手に届く順番で整えることです。

何を書けばいいかわからない。

その感覚は、
ご自身に足りないものがあるという意味ではなく、
これから整えるべき土台が見えてきたサインかもしれません。

くまたんハウスでは、
専門家の方がこれまで積み重ねてこられた知識や経験を、
AI時代に合った形で整理し、
発信が止まりにくくなる土台づくりをお手伝いしています。

「何を書けばいいかわからない」と感じた時こそ、
ご自身を責めるのではなく、
今ある価値を一緒に見える形へ整えていく。

その一歩を、
ご一緒にやさしく確認していけたらと思います。

いつも愛を持って、
心より感謝しております。

この記事を書いた人

オンライン&オフラインの組み合わせでビジネスをハイブリッド化したい年収1000万円以上の起業家から既存のビジネスをデジタルシフトしたい年商1億円以上の法人を対象に売れるオンラインスクールの構築支援から売れるセールスファネルの導入支援まで行っています。